【10月1日 AFP】世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ(TOKYO GAME SHOW)2021」が9月30日、千葉市の幕張メッセ(Makuhari Messe)で開幕した。入場はインフルエンサーや報道関係者に限定され、一般参加者はオンラインとなる。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)前には例年25万人以上が来場していたが、昨年は完全オンラインで開催された。今年は多くの主要ゲーム見本市がオンライン開催となったが、東京ゲームショウは報道関係者やインフルエンサーに門戸が開かれた。

 会場を訪れたチャンネル登録者数18万人の日本人ユーチューバー、茸(Take)さんはAFPに対し、「情報を見るのも大事だが、実際に自分の手で触ってみてプレーするというのがゲームの面白さだと思う」と語った。さらに、インフルエンサーに限られてはいるものの、「こうやって実際に遊べる空間は一ゲーマーとしてもすごく楽しいし、うれしい気持ちの方が大きい」と述べた。

 来場者が限定された今年は、国内外のゲーム愛好家に向け、オンライン体験コンテンツが豊富に用意された。オンラインでの参加者は、仮想現実(VR)ゴーグルか通常のブラウザーを使い3D空間を体験できる。一部のタイトルについては、自宅からパソコンやスマートフォン、家庭用ゲーム機に無料体験版をダウンロードして遊ぶことも可能だ。(c)AFP