【9月30日 CGTN Japanese】国家衛生健康委員会の29日の発表によりますと、28日時点で中国の新型コロナウイルスワクチンの接種回数が22億回を上回り、既定の回数の接種を終えた人が10億4787万人を超えたということです。

 目下の中国国内の感染対策について、同委員会の米峰(Mi Feng)報道官は29日の記者会見で、「福建省(Fujian)における感染拡大はほぼコントロールされたが、引き続き再燃の防止に取り組む努力が必要だ」とした上で、「黒竜江省(Heilongjiang)は山場を迎えている。対策を徹底して感染拡大を食い止める」と示しました。

 米報道官はまた、来る国慶節の人口移動や外出の急増を念頭に、「各地は水際対策と現地での予防を貫くとともに、新型コロナウイルス感染症に対するモニタリングを強化し、早期発見と的確な処置に取り組むべきだ」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News