【9月30日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は29日、グループE第2節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の2試合連続となる2得点などで、ホームでディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)に5-0と大勝した。

 レワンドフスキのチャンピオンズリーグ通算76点目と77点目で前半を2-0で折り返したバイエルンは、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)やリロイ・ザネ(Leroy Sane)、エリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)にもゴールが生まれた。

 バイエルンが3-0で快勝した2週間前のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦でも2得点をマークしたレワンドフスキは、チャンピオンズリーグの直近18試合で24ゴールを記録しており、11月末に発表されるバロンドール(Ballon d'Or)の有力候補であることを印象づけた。

 2連勝で首位に立つバイエルンは、同日ホームでバルセロナを3-0で下したベンフィカ(Benfica)に2ポイント差をつけている。同組の1位と2位につける両チームは次節対戦を控えている。

 グループFのアタランタ(Atalanta)は、マッテオ・ペッシーナ(Matteo Pessina)の決勝点でBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)を1-0で下した。ホームで勝利した首位アタランタとヤングボーイズの勝ち点差は1となっている。

 またグループGのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)は、10代の新鋭カリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)が前半と後半にそれぞれPKを決め、フランス王者リール(Lille OSC)に2-1で勝利。リールの反撃をブラク・ユルマズ(Burak Yilmaz)の1点に抑えたザルツブルクは、首位に浮上している。

 同組の他の試合では、レナト・シュテッフェン(Renato Steffen)に先制点を許したセビージャFC(Sevilla FC)が、イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)の同点弾で1人少ないVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)と1-1で引き分けた。

 グループHのロシア王者FCゼニト(FC Zenit)は、ホームでマルメFF(Malmo FF)に4-0で快勝した。

 ブラジル代表の一員として東京五輪で金メダルを獲得したクラウジーニョ(Claudio Luiz Rodrigues Parise 'Claudinho')が先制点をマークしたゼニトは、後半にダレル・クズヤエフ(Daler Kuzyaev)、アレクセイ・ストーミン(Aleksei Sutormin)、ヴェンデウ(Marcus Wendel Valle da Silva)にもゴールが生まれ、初戦黒星からの立て直しに成功した。(c)AFP