【9月28日 Xinhua News】中国生態環境部はこのほど、メタノール車の公告申請受け付けを開始した。メタノール車は国の自動車工業統一管理の対象となった。中国の自動車産業にとって、メタノール車の意義は排ガスが環境に優しいということにとどまらない。工業・情報化部のメタノール車普及応用専門家指導委員会の魏安力(Wei Anli)秘書長は、メタノール車の持つ優位性として、国家エネルギー安全の保障、原油の輸入依存度の引き下げ、環境配慮、既存資源の有効活用の四つを挙げた。

 山西省(Shanxi)工業・情報化庁の計画によると、同省は年内に年産15万台のメタノール車生産能力を形成する。太原市(Taiyuan)など重点都市のタクシーや配車サービスなどで純メタノール燃料車5千台を普及させ、メタノール供給スタンド100カ所以上を完成させる。22年末には普及台数を2万台以上に増やし、メタノール供給スタンドも200カ所以上にする。

 中国国内でメタノール車に最も多く投資している自動車メーカーは吉利汽車で、これまでに2万7千台の運用を実現している。総走行距離は80億キロ、1台当たりの最長走行距離は120万キロに上る。同社は乗用車や商用車などで20モデル近くのメタノール車を開発しており、工業・情報化部の実証プロジェクトでも同社のメタノール車が9割近くを占めた。(c)Xinhua News/AFPBB News