【9月28日 Xinhua News】中国の国有発電大手、中国長江三峡集団は26日、湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)で本社移転式典を開いた。同社は正式に本社を北京から武漢に移転した。

 今回の移転は、長江経済ベルトの発展推進と湖北省、特に武漢市のコロナ後の振興支援に重要な意義を持つ。同社は式典で湖北省、武漢市、宜昌市(Yichang)とそれぞれ戦略協力協定に調印。合計154件、総額3645億元(1元=約17円)の重要プロジェクトの推進を図り、湖北省が進める1千億元規模産業クラスターの構築を後押しする。

 長江三峡集団の前身、中国長江三峡工程開発総公司の設立は1993年。現在では世界最大の水力発電開発運営企業、中国最大のクリーンエネルギー企業となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News