【9月27日 AFP】21NFLは26日、第3週の試合が行われ、ロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)はQBマシュー・スタッフォード(Matthew Stafford)がタッチダウンパス4本と活躍し、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)を擁するタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)との注目の一戦を34-24で制した。

 ラムズは勢いあるオフェンスと厳しいディフェンスで開幕3連勝。昨季王者のバッカニアーズに今季初黒星をつけ、スーパーボウル(Super Bowl LVI)出場の有力候補であることを印象づけた。

 今年初めに大型トレードでデトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)から新加入したスタッフォードは、パス27本成功で343ヤードを稼ぎ、インターセプトは一度も許さなかった。一方、44歳のブレイディはランでタッチダウンを一つ奪ったが、パスでは432ヤード獲得しながらタッチダウン1本にとどまり、三つのサックを喫した。

 ライオンズ対ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)戦では、レイヴンズのジャスティン・タッカー(Justin Tucker)がNFL史上最長となる66ヤードのフィールドゴール(FG)を試合時間残り3秒で決め、チームを19-17の勝利に導いた。

 グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)も試合時間残り3秒でメイソン・クロスビー(Mason Crosby)が51ヤードのFGに成功し、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)に30-28で勝利した。

 カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)はホームでロサンゼルス・チャージャーズ(Los Angeles Chargers)に24-30で苦杯をなめ2連敗。AFC西地区最下位となった。

 アリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)はジャクソンビル・ジャガーズ(Jacksonville Jaguars)を31-19で退け、開幕からの無敗を維持。ラスベガス・レイダース(Las Vegas Raiders)もマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)をオーバータイムの末に31-28で下し、3勝0敗とした。(c)AFP/Rob Woollard