【9月27日 Xinhua News】ドイツ自動車大手BMWのオリバー・ツィプセ最高経営責任者(CEO)は24日、中国遼寧省(Liaoning)瀋陽市(Shenyang)で開かれた中国国際輸入博覧会(輸入博)出展業者向けの遼寧省進出プロモーションで、同社が遼寧省への投資をさらに拡大し、250億元(1元=約17円)の追加投資を実施すると発表した。

 ビデオ方式であいさつしたツィプセ氏は、BMWが瀋陽に進出してから18年間、現地化戦略を全力で進め、協力事業で多くの成果を収めてきたと指摘。2009年以降の瀋陽への投資額は640億元以上になると述べた。合弁会社の華晨宝馬汽車(華晨BMW)は長年にわたり瀋陽最大の納税者となり、技術職2万1千人分の雇用を創出しており、瀋陽生産基地は既にBMW最大の生産基地の一つで、巨大な研究開発センターも建設したとも説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News