【9月26日 AFP】UCIロード世界選手権大会(2021 UCI Road World Championships)は25日、エリート女子ロードレースが行われ、イタリアのエリーザ・バルサモ(Elisa Balsamo)が優勝。4年間続いていたオランダ勢による連覇をストップさせた。

 快晴の青空の下、157.7キロにわたって行われた過酷なレースで、23歳のバルサモは優勝を3回経験しているマリアンヌ・フォス(Marianne Vos、オランダ)の追走をしのぎ、マイヨ・アルカンシエル(レインボージャージー)を手に入れた。両腕を大きく広げてフィニッシュしたバルサモは、イタリアの選手としては2011年のジョルジア・ブロンツィーニ(Giorgia Bronzini)以来10年ぶりの同タイトル獲得となった。

 ポーランドのカタジナ・ニエビアドマ(Katarzyna Niewiadoma)が3位に入った。

 一方、有力選手をそろえるオランダ勢にとっては、オーストリアのアマチュア選手アナ・キーゼンホファー(Anna Kiesenhofer)に優勝をさらわれた東京五輪の女子個人ロードレースに続き、主要大会の金メダルをまたしても逃す結果に終わった。(c)AFP