【9月25日 AFP】男子テニスの欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup 2021)は24日、米ボストン(Boston)で初日が行われ、欧州チームが3-1でリードした。

 欧州チームはキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)がライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)をストレートで退けて先勝すると、第2試合ではマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)が大会史上最長となる約3時間の激戦の末にフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を撃破。

 第3試合もアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)がディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)に勝利したが、最後のダブルスはジョン・イズナー(John Isner、米国)/デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)組がアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/ベレッティーニ組を下し、ワールドチームがこの日唯一のポイントを獲得した。

 レーバー・カップは昨年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で延期となり、これが2年ぶりの開催。今年は欧州チームが4連覇を目指す。

 大会は欧州出身とそれ以外の地域出身のトップ各6人がチームを組んで戦う対抗戦で、3日間にわたり開催される。各日シングルス3試合、ダブルス1試合の計4試合が行われ、初日は1勝につき1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントが与えられる。先に13ポイントを手にしたチームが勝者となる。(c)AFP