【9月24日 AFP】22日に行われた21-22フランス・リーグ1第7節の2試合でまたしても暴動が発生し、23日には逮捕者も出た。

 モンペリエ(Montpellier HSC)対ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)戦では、試合前に空港からモンペリエの本拠地に向かっていたボルドーサポーターを乗せたバスに石が投げつけられ、16人が軽傷を負った。

 またアンジェSCO(Angers SCO)対オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦では、ファンがピッチに乱入して発煙筒を投げ込み、試合が中断となった。

 試合が0-0で終了すると、マルセイユファンの集団がアウェーチーム用の観客エリアを離れ、アンジェファンとの衝突を試みる場面もあったが、警備員によって制止された。

 当局によれば、この件に関与したとしてマルセイユのファン2人が逮捕されたという。

 同国プロサッカーリーグ連盟(LFP)はアンジェに対し、10月3日に予定されているメッス(FC Metz)とのホームゲームで、本拠地スタッド・レイモン・コパ(Stade Raymond Kopa)のスタンドを一つ封鎖するよう命じた。

 一方、同日に行われるリール(Lille OSC)対マルセイユ戦ではアウェー観客席の封鎖が決まり、マルセイユファンは入場を禁止されることになった。

 フランス・リーグ1では暴動が続いており、18日に行われたランス(RC Lens)対リール戦ではハーフタイムにファンがピッチに乱入し、試合が一時中断。機動隊が介入せざるを得ない状況になっていた。(c)AFP