【9月23日 AFP】スペイン領カナリア諸島(Canary Islands)の火山噴火で、溶岩が海に流れ込んで有毒ガスが発生するとの懸念が広がっている。

 同諸島のラパルマ(La Palma)島にあるクンブレビエハ(Cumbre Vieja)火山は19日、50年ぶりに噴火。溶岩はすべてをのみ込みながら山肌を流れ、海岸に近づいている。専門家らは、溶岩が海水と接触した際に有毒ガスの雲が発生し、海洋環境にも影響を及ぼす恐れがあるとして調査を続けている。

 映像は21日撮影。(c)AFP