【9月23日 Xinhua News】中国のエネルギー大手、国家能源投資集団と通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)はこのほど、炭鉱のスマート化を支援するモノのインターネット(IoT)用基本ソフト(OS)「鉱鴻」を発表した。

 複数の異なるデバイスを相互に接続し、石炭採掘のスマート化・少人化や補助的運搬の連続化・効率化、機械・電気設備制御の遠隔化や地上化を実現することで、石炭産業のデジタル化と質の高い発展を後押しするとしている。ファーウェイが独自開発したOS「鴻蒙(Harmony)」が鉱業分野に応用されるのはこれが初めてとなる。

 同社の鄒志磊(Zou Zhilei)上級副総裁は「スマート鉱山を実現するには、鉱山のデジタル化を進める必要がある。当社のスマート鉱山ソリューションは多層構造を採用しており、ファーウェイクラウドと『鉱鴻』のエコシステムを活用して炭鉱のスマート化を推進する」と話している。(c)Xinhua News/AFPBB News