ユニバーサル北京めぐり警察が4人を拘束 運営テスト資格を転売容疑
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【9月21日 CNS】北京市通州区(Tongzhou)の米国系テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京(Universal Studios Beijing、USB)」の内部運営テストの体験資格を1000~5000元(約1万7000〜8万5000円)で転売した疑いで、地元警察は先月、転売ヤーの4人を行政拘束した。USBは今月20日の開業に向け、3か月にわたり従業員などに限った内部運営テストをしていたが、インターネットでテストの体験資格が高値で転売されていた。
内部運営テスト終了後、USBを運営するユニバーサル・北京・リゾート(Universal Beijing Resort、USR)は、新型コロナウイルス対策の確認などのため、9月1日から招待客に限った試験営業を始めると発表した。チケットは一般に販売していないが、ネットサイトでは約3000元(約5万円)で転売された。
USRの総面積はUSBを中心に商業施設や2軒のリゾートホテルを含め4平方キロに達し、世界最大規模となる。投資額は500億ドル(約5兆4785億円)を超え、3段階に分けて整備する。第2段階で中国の要素を取り入れたテーマパークを、第3段階でオーターパークを整備する。
大手総合証券会社の中信建投証券によると、USBは年間1500万〜2000万人の観光客を受け入れ、客単価は1500元(約2万5400円)以上、年間売上高は250億~300億元(約4236億〜5083億円)が見込まれている。(c)CNS-中国経済網/JCM/AFPBB News