香港、「愛国者のみ」の選挙委選挙を実施
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【9月20日 AFP】香港で19日、行政長官や立法会(議会)議員の選出など大きな権限を持つ選挙委員会(定数1500)の委員選挙が実施された。「愛国者による香港統治」を掲げて中国政府が導入した新制度の下で初めて行われる選挙となった。
選挙委は、12月の立法会(定数90)議員選挙で40議席を選出する。残る議席のうち30議席は職能団体から選ばれ、直接選挙枠は20議席にとどまる。来年には、中国政府が承認した次期行政長官を選出する。
中国政府は、新たな選挙制度によって市民をより広く代表する政治が実現し、「反中」勢力が公職に就くことはなくなると主張している。
一方、新制度は民主派を排除し、香港を独裁主義の共産党に支配された中国本土の写し鏡に変えてしまうとの批判もある。
選挙委選挙の投票資格者も、前回2016年の約23万3000人から今回は約4800人に制限された。これは香港の人口750万人の0.06%にすぎない。
警察発表によると、抗議行動や混乱を防ぐため警官6000人を動員して警備態勢が敷かれた。(c)AFP/Yan Zhao and Su Xinqi