【9月20日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP 2021)第14戦サンマリノGPは19日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)に所属する地元イタリアのフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia)がポールトゥウィンで優勝した。

 前週の第13戦アラゴンGPでMotoGP初勝利を記録したばかりのバニャイアは、これで2連勝となった。

 モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)が2位。エスポンソラーマ・レーシング(Esponsorama Racing)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が3位に入り、自身初の表彰台を獲得した。

 総合首位のクアルタラロは終盤に追い上げたものの及ばず、今季6勝目とはならなかったが、シーズン残り4戦で2位バニャイアに盤石の48ポイント差をつけている。

 一方、今季限りで引退するペトロナス・ヤマハSRT(Petronas Yamaha SRT)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)はミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ(Misano World Circuit Marco Simoncelli)に詰めかけた2万3000人のファンの前で17位に沈んだ。(c)AFP