【9月18日 AFP】結腸腫瘍の疑いで今月手術を受け、入院しているサッカー元ブラジル代表のペレ(Pele)氏(80)が17日、呼吸困難のため集中治療室(ICU)に一時逆戻りした。現在容体は安定しているという。入院先の病院が発表した。

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 同国サンパウロ(Sao Paolo)市内のアルベルト・アインシュタイン病院(Albert Einstein Hospital)によれば、今回の措置は一時的な「予防策」で、ペレ氏はその後「準集中治療室」に移った。「心血管および呼吸器官の観点では、現在のところ状態は安定している」という。

 病院は6日、ペレ氏が結腸腫瘍の疑いで手術を受けたことを発表し、14日には一度ICUを出ていた。

 ペレ氏が先月31日から治療を受けている病院側の発表では、腫瘍は定期検査で見つかったという。史上最高の選手の一人といわれるペレ氏だが、近年は一連の健康問題で入院を繰り返している。(c)AFP