米、カブールでの誤爆認める ISと間違え民間人10人殺害
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【9月18日 AFP】(更新)米軍が先月29日、アフガニスタンの首都カブールでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のメンバーとみられる標的に対し実施した無人機攻撃について、米中央軍(CENTCOM)のケネス・マッケンジー(Kenneth McKenzie)司令官は17日、誤爆により民間人10人を誤って殺害したことを認めた。
記者会見したマッケンジー氏は、攻撃はISグループを狙ったもので、米情報機関はこのグループがカブールの空港に対する攻撃を企図していたという「合理的な確証」を得ていたと説明。だが調査の結果、「攻撃は悲劇的な間違いだった」ことが判明したと述べた。
ロイド・オースティン(Lloyd Austin)国防長官は声明で、攻撃により死亡した人々の遺族に謝罪。「われわれはこの恐ろしい間違いから学ぶ」と表明した。マッケンジー氏は、米政府が遺族への賠償金支払い方法を模索していることを明らかにした。(c)AFP