【9月17日 CGTN Japanese】中国の有人宇宙船「神舟12号(Shenzhou-12)」は17日、中国北部の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)内の東風着陸場に無事着陸しました。聶海勝(Nie Haisheng)氏、劉伯明(Liu Boming)氏、湯洪波(Tang Hongbo)氏の宇宙飛行士3人は6月17日の打ち上げから計算して、中国の複合式宇宙ステーションで作業や生活で構成された90日間の滞在を行い、中国の宇宙飛行士の1回の飛行任務における宇宙滞在時間の記録を更新しました。

 宇宙飛行士3人は、7月4日に初めての船外活動を行いました。活動は約7時間にわたり、船外関連装置の組み立て、フルパノラマカメラの高さ調整といった任務を完遂しました。

 また、3人は8月20日、再び協力しあって2回目の船外活動を順調に遂行しました。2回目の船外活動は約6時間にわたり、中国の次世代船外宇宙服の機能と性能を一歩踏み込んで検証し、宇宙飛行士とロボットアームの共同作業能力や船外活動に関する支援装置の信頼性と安全性を確認しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News