【9月15日 CGTN Japanese】中国医薬集団(シノファーム、Sinopharm)は現在、新型コロナウイルス感染症の治療薬2種類を研究開発しています。

 これについて、シノファーム傘下の「中国生物」の首席科学者の張雲涛氏は、「一つは新型コロナ特異的免疫グロブリンで、もう一つは新型コロナモノクローナル抗体だ。どちらもウイルスを中和させる役割を果たし、人間が感染後、体内にあるウイルスの量を減らす」と説明しました。

 前期の緊急使用におけるデータと現在の臨床プランの要件から判断すると、ウイルス感染の初期段階や中等症患者に対して有効とのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News