【9月15日 AFP】(更新)香港の裁判所は15日、昨年開催された天安門(Tiananmen)事件の犠牲者追悼集会に参加したとして、ベテラン民主活動家9人に禁錮6~10月を言い渡した。

 同じく違法集会に参加したまたは参加するよう扇動した罪で起訴されていた、別の3人に対しては、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

 同集会を主催した「香港市民愛国民主運動支援連合会(Hong Kong Alliance in Support of Patriotic Democratic Movements of China、支連会)」の何俊仁(アルバート・ホー、Albert Ho)元副会長には、国家転覆を扇動した罪で禁錮10月、追悼集会に参加した罪で禁錮6月が下された。

 支連会は30年前から毎年6月4日に追悼集会を開催してきた。同集会は香港の政治的自由を最も象徴するものの一つとされていたが、新型コロナウイルスの流行と安全上の懸念を理由に2年連続で禁止された。(c)AFP