【9月15日 AFP】サッカー元ブラジル代表のレジェンドで、結腸腫瘍の疑いで手術を受けたペレ(Pele)氏が、同国サンパウロ(Sao Paolo)市内にある入院先の集中治療室(ICU)を出た。病院が14日、発表した。

 ペレ氏が入院しているアルベルト・アインシュタイン病院(Albert Einstein Hospital)は「患者は臨床的に良い状態にあり、集中治療室を出た。今後は病室で療養していく」と最新の情報を発表した。

 本人も自身のインスタグラム(Instagram)を更新して「これからも毎日を幸せに過ごしていく。90分プラス延長戦を戦うだけの気力はたっぷりある。またすぐに会おう」と書き込み、「無数の温かいメッセージ」をくれたファンに感謝した。

 先月31日から治療を受けている病院の説明によると、腫瘍は定期検査で見つかったという。史上最高の選手の一人といわれるペレ氏だが、近年は一連の健康問題で入院を繰り返している。(c)AFP