【9月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は463万6530人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2518万5240人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 13日には世界全体で新たに7341人の死亡と58万6560人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1554人。次いでロシア(781人)、マレーシア(413人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに66万2131人が死亡、4122万1315人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万7066人、感染者数は2100万6424人。以降はインド(死者44万3213人、感染者3328万9579人)、メキシコ(死者26万7969人、感染者351万6043人)、ペルー(死者19万8799人、感染者216万1358人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの603人。次いでハンガリー(312人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(307人)、北マケドニア(301人)、モンテネグロ(288人)、チェコ(284人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が146万2777人(感染4399万846人)、欧州が127万5994人(感染6517万7116人)、アジアが81万1814人(感染5215万1744人)、米国・カナダが68万9338人(感染4276万4993人)、アフリカが20万3365人(感染806万9401人)、中東が19万1383人(感染1288万4665人)、オセアニアが1859人(感染14万6477人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP