【9月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は462万7854人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2455万8780人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 12日には世界全体で新たに6105人の死亡と40万2431人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの719人。次いで米国(692人)、イラン(487人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに65万9975人が死亡、4095万5260人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万6851人、感染者数は2099万9779人。以降はインド(死者44万2874人、感染者3326万4175人)、メキシコ(死者26万7748人、感染者351万1882人)、ペルー(死者19万8764人、感染者216万1086人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの603人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(305人)、北マケドニア(300人)、モンテネグロ(287人)、チェコ(284人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が146万1739人(感染4396万6780人)、欧州が127万4018人(感染6504万1142人)、アジアが80万9911人(感染5203万4613人)、米国・カナダが68万7170人(感染4249万6355人)、アフリカが20万2912人(感染805万1997人)、中東が19万248人(感染1282万1544人)、オセアニアが1856人(感染14万6350人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP