【9月13日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2021)第9戦ラリー・アクロポリス(Rally Acropolis 2021)は12日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)が優勝した。

 ロバンペラはヒュンダイ(Hyundai)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)とトヨタのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)を抑えて大会を制した。

 年間順位では、オジェが180ポイントに伸ばして今大会6位だった同僚エルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)との差を44ポイントに広げた。ヒュンダイのティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が3位につけ、ロバンペラは年間4位に浮上した。

 次戦はラリー・フィンランド(Secto Rally Finland 2021)が10月1日から3日にかけて行われる。

 またこの日は、ラリー・ジャパン(Rally Japan 2021)に代わってイタリアでのラリー・モンツァ(ACI Rally Monza 2021)が最終戦として組み込まれることが発表された。ラリー・ジャパンは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって2年連続の中止が決まっていた。(c)AFP