【9月13日 AFP】21NFLは12日、第1週の試合が行われ、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)はQBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)が第4クオーターに2本のタッチダウンパスを通すなど活躍し、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)に33-29で逆転勝ちした。

 優勝した2シーズン前、タンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)に敗れた昨季に続き、3年連続のスーパーボウル(Super Bowl)出場を目指しているチーフスは、本拠地アローヘッド・スタジアム(Arrowhead Stadium)に集まったファンの前で終始リードを許し、最終クオーター途中にはQBベイカー・メイフィールド(Baker Mayfield)を擁するブラウンズにスコアを20-29とされた。

 しかし第4クオーター残り10分10秒の場面で、マホームズがタイリーク・ヒル(Tyreek Hill)に75ヤードのタッチダウンパスを通し、チーフスがブラウンズとの差を2点に縮めると、約3分後にはマホームズがサードダウンの場面で8ヤードのタッチダウンパスをトラビス・ケルス(Travis Kelce)に通して33-29とし、チーフスがこの試合で初めてリードに成功した。

 その後、2ポイントコンバージョンを失敗したチーフスだったが、最後はCBマイク・ヒューズ(Mike Hughes)がメイフィールドのパスをインターセプトして、なんとか逃げ切った。

 グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)はニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)に3-38で大敗し、昨シーズンの最優秀選手(MVP)に輝いたQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)にとっては苦しいシーズンスタートになった。

 オフシーズン中に引退を検討した後、緊張関係にあったものの長く所属したパッカーズへの復帰を決めたベテランQBのロジャースは、これが自身のプロキャリアで最大得点差での黒星となった。

 133ヤードしか稼げなかったロジャースはインターセプトも2回喫し、第4クオーターに入ると昨年のドラフトでパッカーズから1巡目指名されジョーダン・ラブ(Jordan Love)と交代した。

 一方、ドリュー・ブリーズ(Drew Brees)氏が引退してから初めての公式戦となったセインツに慌てる様子はなく、QBジェイミス・ウィンストン(Jameis Winston)が5本のタッチダウンパスを記録。ウィンストンは試合後、この勝利はハリケーン「アイダ(Ida)」の被害に苦しんでいる地元ファンのためのものだと語った。

 また、ジャクソンビル・ジャガーズ(Jacksonville Jaguars)はヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)に21-37で敗れ、QBトレバー・ローレンス(Trevor Lawrence)のプロキャリアは黒星で幕を開けることになった。

 ここ数年のカレッジフットボールでも屈指のQBという評価を受け、今年のドラフトで全体1位指名されたローレンスは3度にわたってインターセプトを許した。

 対するテキサンズは、性的暴行疑惑で訴訟を起こされているQBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)を欠きながらも白星発進を果たした。(c)AFP