リバプール快勝も18歳新鋭が足首脱臼 指揮官「ひどいけが」
このニュースをシェア
【9月13日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは12日、第4節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はアウェーでリーズ・ユナイテッド(Leeds United)を3-0で下したが、18歳の新鋭MFハーヴェイ・エリオット(Harvey Elliott)が左足首を脱臼し、快勝がかすむ結果となった。
モハメド・サラー(Mohamed Salah)のリーグ通算100点目で先制したリバプールは、50分にファビーニョ(Fabinho)が追加点をマークして2-0とリードしていたが、その後エリオットが後方から倒され途中交代を強いられた。タックルしたリーズのパスカル・ストライク(Pascal Struijk)にはレッドカードが提示された。
後半アディショナルタイムにサディオ・マネ(Sadio Mane)がネットを揺らし白星を挙げたリバプールは、4試合を終えて首位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やチェルシー(Chelsea)と10ポイントで並んでいる。
しかしエリオットの負傷離脱は、チームの前向きなパフォーマンスに暗い影を落とすものとなった。
16歳にしてフラム(Fulham)でプレミアリーグデビューを飾ったエリオットはリバプールに加入し、今季はここまでバーンリーFC(Burnley FC)戦とチェルシー(Chelsea)戦で好パフォーマンスを披露していた。
昨シーズンはけがによる長期離脱を強いられながらも、今季は自身のコンディションをベストに近い状態にまで戻しているキャプテンのビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)は、自身が負傷したときと同様のサポートをエリオットも受けるだろうと述べた。
ファン・ダイクは「われわれの思いと祈りはすべてハーヴェイに届くことになる。彼がすぐに、そしてできるだけ良い状態で回復することを願っている」とコメントした。
「選手やスタッフ全員、リバプールに携わるすべての人、ファンが困難な時期にも私を支えてくれたことを経験できたのは良いことだ。われわれ全員が彼のそばにいるのは100パーセント確かだ」
リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、チームの医療スタッフがエリオットの足首を元通りの位置に戻すことができ、同選手はスタジアムを後にしたと明かした。
「明らかにひどいけがだ。今はさらなる検査を待たねばならない。彼がトッププレーヤーであるのは明白だから、われわれは待つことにする」 (c)AFP