【9月13日 AFP】ラグビーの南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2021)は12日、第3節の試合が行われ、ニュージーランドは39-0でアルゼンチンに大勝。オーストラリアは終了間際のペナルティーゴール(PG)で世界王者の南アフリカから28-26の逆転勝利を収めた。

 今節の試合はどちらも豪ゴールドコースト(Gold Coast)のシーバス・スーパースタジアム(Cbus Super Stadium)で行われ、1試合目に登場した最強軍団オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はエンジンがかかるまで時間を要したが、粘り強く戦って前半の終盤に2トライを挙げ、22-0としてハーフタイムを迎えた。

 アルゼンチンも自陣後方で奮闘していたが反撃はできず、5トライを挙げたニュージーランドがボーナスポイントも獲得して勝利した。

 2試合目では、4年ぶりに代表に復帰したオーストラリアのクエイド・クーパー(Quade Cooper)が最後に逆転のPGを決めるなど、キックを8本すべて成功させてチームに今大会初勝利をもたらした。

 ニュージーランドが勝ち点15で首位に立ち、勝ち点10の南アフリカに大きな差をつけている。オーストラリアが勝ち点を4に伸ばし、アルゼンチンは次週ブリスベン(Brisbane)で行われる第4節を前に最下位に沈んでいる。(c)AFP