【9月13日 Xinhua News】動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などを運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス、Bytedance)が証券事業を売却し、金融関連事業を縮小する計画があることが分かった。同社関係責任者が取材に応じ、明らかにした。

 同社は2017年に北京で新会社を設立し、株式相場などの金融情報を閲覧できるアプリ「海豚股票」の運営を開始。18年には投資コンサルティング会社の北京金美林投資顧問を傘下に収め、「海豚股票」でサービスを始めた。

 これに続き、19年に香港で設立登記した「松鼠証券」が昨年、香港証券先物委員会(SFC)から証券代行業務や資産管理業務など五つのライセンスを取得したほか、今年6月には1996年創業の香港の証券会社、亜洲太平証券を買収し「恒星証券」に社名を変更していた。(c)Xinhua News/AFPBB News