【9月12日 AFP】21F1第14戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2021)は11日、スプリント予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は2番手だったが、1位でフィニッシュしたメルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)がパワーユニット(PU)の交換で降格ペナルティーを受けているため、決勝はポールポジションからスタートすることとなった。

 また、スプリント予選にはチャンピオンシップポイントが与えられるため、ドライバーズ選手権で首位に立つフェルスタッペンは2ポイントを上乗せし、トップと約20秒差の5番手でフィニッシュした総合2位につけるメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とのポイント差を5に広げた。

 フェルスタッペンは「予想よりもうまくいった。2番手に上がってポイントを稼げたし、あした(12日)はポールに繰り上がった。決勝は面白いバトルになる」とコメントした。

 フロントローのもう1枠は、1周目にハミルトンを抜き去り3番手でフィニッシュしたダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が確保。4番手で2列目に入ったランド・ノリス(Lando Norris)と共にマクラーレン(McLaren)勢が上位をうかがう。

 2列目のもう1枠にはハミルトンが入り、3列目はシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)とカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)のフェラーリ(Ferrari)勢が入った。(c)AFP