【9月10日 AFP】戦後のフランス映画界を代表するスター俳優の一人で今月88歳で亡くなったジャン=ポール・ベルモンド(Jean-Paul Belmondo)さんの追悼式が9日、パリで営まれた。

 大勢のファンのほか、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領をはじめ政治家、俳優、スポーツ選手ら各界の著名人が参列し、別れを告げた。

 パリの廃兵院(アンバリッド、Les Invalides)で行われた追悼式でマクロン氏は「あなたを失うことは、私たちにとって自分の一部を失うことだ」と述べた。

 ベルモンドさんは、ジャンリュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)監督の『勝手にしやがれ(Breathless)』などに出演し、仏映画運動「ヌーベルバーグ(New Wave)」を代表する俳優として知られている。

 政府主催の追悼式が営まれるのは、2019年のジャック・シラク(Jacques Chirac)元大統領以来。

 映像は9日撮影・提供。(c)AFP