【9月10日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は459万3164人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2246万7600人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 8日には世界全体で新たに1万74人の死亡と66万70人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2084人。次いでメキシコ(879人)、ロシア(794人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに65万2675人が死亡、4045万6816人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万4421人、感染者数は2092万8008人。以降はインド(死者44万1749人、感染者3313万9981人)、メキシコ(死者26万5420人、感染者346万5171人)、ペルー(死者19万8595人、感染者215万7536人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの602人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(303人)、北マケドニア(295人)、チェコ(284人)、モンテネグロ(283人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が145万4846人(感染4374万6004人)、欧州が126万6744人(感染6445万7948人)、アジアが80万1191人(感染5147万8202人)、米国・カナダが67万9761人(感染4198万3730人)、アフリカが20万1029人(感染798万109人)、中東が18万7786人(感染1268万5376人)、オセアニアが1807人(感染13万6231人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP