【9月9日 Xinhua News】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)のタンザニア現地法人ファーウェイ・タンザニアはこのほど、同国の首都ドドマで情報通信技術(ICT)研修プログラム「シーズ・フォー・ザ・フューチャー(未来の種)」の開始式を開いた。タンザニア通信科学技術省のザイナブ・チャウラ(Zainab Chaula)事務次官は、ファーウェイと協力しICT分野で若年人材を育成すると表明した。

 チャウラ氏は開始式でのあいさつで、ICT業界はチャンスに満ちていると指摘。今年の研修生50人のうち女性が半数以上を占めたことについては、業界の男女平等を後押しすると喜びを示した。

 ファーウェイ・タンザニアの陶勉(Tiao Mian)副総経理は、同プログラムが2016年にタンザニアで開始されて以降、すでに150人の若者が研修を受けたと説明した。

 ファーウェイが「未来の種」プログラムを開始したのは2008年。ICT関連の現地人材を育成し、通信業界に対する人々の理解と関心を高め、各国・地域にデジタル化コミュニティー建設参加を促すことを目的としている。(c)Xinhua News/AFPBB News