【9月9日 AFP】欧州連合(EU)加盟国は8日の大使級会合で、日本など6か国を新型コロナウイルス流行下の渡航をめぐる「安全国」リストから除外し、EUへの不要不急の入域を制限することで合意した。

 感染拡大の懸念が高まる中、EUは入域規制を厳格化している。除外されるのは日本の他、セルビア、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、ブルネイ。週内にも正式決定する。

 ただし今回の決定はEU加盟27か国に対する拘束力はなく、各国は除外対象国からの渡航者であっても、ワクチン接種を完了していれば入国を認めるという選択もできる。

 これまでのところ、EU加盟国の大半は渡航関連でEU本部の勧告に従っている。(c)AFP