【9月8日 AFP】ラグビースコットランド代表で、来年開幕する国内新リーグ「リーグワン」1部のNECグリーンロケッツ東葛(NEC Green Rockets Tokatsu)加入のうわさもあったフィン・ラッセル(Finn Russell)が7日、フランスリーグ・トップ14のラシン92(Racing 92)に残留する意向を表明した。

 現在28歳のラッセルは、ラシンとの契約を2年残しているが、ラグビーニュースサイトの「The Rugby Paper」によれば、世界最高給でのオファーをNECから受けていたという。

 本人もAFPと仏ラグビー専門紙ミディオリンピック(Midi Olympique)に対して、「かなりいろいろと話をした。向こうから代理人に話があった」と明かしつつ、「ここで満足している。素晴らしいクラブだ。前週、(オーナーの)ジャッキー(・ロレンツェッティ<Jacky Lorenzetti>)と話して、『包み隠さず正直に話そう』と言ってもらえた」と述べた。

「いい話し合いだった。オファーについて話したが、『お金をよこせ、でなければ出て行く』というようなものではなく、オープンな話し合いだった」

「ここに残りたい。トップ14とチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup)で優勝したい」

「今月で29歳になるけど、自分が望めばその後で日本に行く時間もあるだろう」 (c)AFP