【9月8日 AFP】米国は、アフガニスタンの実権を掌握したイスラム主義組織タリバン(Taliban)が7日に発表した主要閣僚の顔触れに懸念を示す一方、アフガン人を自由に出国させるなどの行動で判断すると発表した。

 米国務省の報道官は、主要閣僚の顔触れについて「タリバンのメンバーか近しい人物のみで構成され、女性が一人もいないことに注目している。また、一部の人物の所属や経歴も懸念している」と述べた。「タリバンが暫定内閣として発表したことは理解している。しかし、われわれは言葉ではなく行動でタリバンを判断する」 (c)AFP