【9月7日 AFP】米国選抜と欧州選抜による女子ゴルフの対抗戦、第17回ソルハイムカップ(Solheim Cup 2021)は6日、米オハイオ州のインバネスクラブ(Inverness Club、パー72)で最終日が行われ、欧州選抜が15-13で米国選抜を下して大会連覇を果たした。

 トロフィーを維持するために必要な合計14ポイントまで、あと5ポイントとして12試合のシングルスマッチプレーに臨んだ欧州選抜は、アイルランド勢として初めて選抜メンバーに入ったレオナ・マグワイア(Leona Maguire)が米国選抜のジェニファー・カプチョ(Jennifer Kupcho)に5&4で圧勝し、チームにこの日最初のポイントをもたらした。

 そして、フィンランドのマチルダ・キャストレン(Matilda Castren)が最終18番で見事なバンカーショットからパーを拾って米国選抜のリセット・サラス(Lizette Salas)に1アップの勝利を収め、英スコットランド・グレンイーグルズ(Gleneagles)で開催された前回大会に続く勝利を確定させた。

 1大会のソルハイムカップで4ポイント以上を稼いだ史上3人目の選手となったマグワイアは、「合計4.5ポイントも稼ぐことができて、とにかく誇らしい」とコメント。一方、フィンランド勢として初のソルハイムカップ出場を果たしたキャストレンは、1アップとリードして最終ホールを迎えた際は重みを感じていたといい、「言葉が見つからない」と喜んだ。(c)AFP