トヨタがデュトイ獲得 NZ代表トゥイプロトゥも加入
発信地:東京
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【9月7日 AFP】来年1月に開幕するラグビーの国内新リーグ「リーグワン」1部のトヨタヴェルブリッツ(Toyota Verblitz)は6日、2019年のワールドラグビー(World Rugby)年間最優秀選手に輝いた南アフリカ代表のFLピーター・ステフ・デュトイ(Pieter-Steph Du Toit)と、ニュージーランド代表のLOパトリック・トゥイプロトゥ(Patrick Tuipulotu)の加入を発表した。
負傷した肩の手術を受けたばかりのデュトイは、11月に敵地で行われるウェールズ、スコットランド、イングランドとのテストマッチに向けて時間との闘いを強いられている。
チームの発表文の中で、デュトイは「このような素晴らしいクラブの一員になれることは光栄」とした上で、「フィールドの内外で自身のベストを尽くし、私を信じて今回このような機会をくれたチームに貢献し、期待に応えたい」と語った。
一方、トヨタのディレクター・オブ・ラグビーを務めるスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)氏とは、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)でヘッドコーチ(HC)と選手という関係だったトゥイプロトゥは、「トヨタヴェルブリッツの一員になることを大変うれしく思います。チーム目標である『日本一』になるための礎に、そしてチームに価値を与える存在になれるよう励んでまいります」と述べた。
トヨタにはなじみの顔も多いと話したトゥイプロトゥは、「日本での生活を楽しみにしています。そしてこの機会に感謝しています」と続けた。(c)AFP