【9月7日 AFP】サッカー元ブラジル代表のレジェンドであるペレ(Pele)氏(80)が、結腸腫瘍の疑いで手術を受け、快方に向かっていることが6日、入院先の病院の発表で明らかになった。

 ペレ氏が先月31日から治療を受けているサンパウロ(Sao Paolo)のアルベルト・アインシュタイン病院(Albert Einstein Hospital)によると、腫瘍は定期検査で見つかり、病理解析に回された。

 ペレ氏は6日、インスタグラム(Instagram)への投稿で、「体調が非常に良いことを神に感謝する」とコメント。病院によると、7日に集中治療室を出る予定だ。

 W杯を3度制覇したペレ氏は先月31日にソーシャルメディア上での投稿で、「健康状態は良好」とし、自身が失神したといううわさを否定。新型コロナウイルスの流行によりこれまでできなかった「定期検査」のために病院に行ったと説明したものの、入院したことには触れていなかった。

 ペレ氏は近年、一連の健康問題で入院を繰り返しており、最近では2019年4月に重度の尿路感染症のためパリで入院していた。(c)AFP