【9月6日 AFP】米国選抜と欧州選抜による女子ゴルフの対抗戦、第17回ソルハイムカップ(Solheim Cup 2021)は5日、米オハイオ州のインバネスクラブ(Inverness Club、パー72)で2日目が行われ、欧州選抜は午前中のフォアサムで米国選抜に3敗するもその後持ち直し、2ポイントリードで最終日のシングルスを迎えることとなった。

 2年に一度開催される大会で米国選抜は、午前中のフォアサム4試合で3勝し、連覇を目指す欧州選抜に1ポイント差に迫った。

 初日を終え欧州選抜に3ポイントのリードを許した米国選抜は、試合の流れを変えるため力を結集し、6.5ポイント対5.5ポイントに肉薄して午後のフォアボールを迎えた。

 午後の初戦でイエリミ・ノー(Yealimi Noh)/張替美那(Mina Harigae)組がセリーヌ・ビュティエ(Celine Boutier、フランス)/ソフィア・ポポフ(Sophia Popov、ドイツ)組に3&1で勝利し追いついた米国選抜だったが、ここから欧州選抜の反撃が始まった。

 欧州選抜はチャーリー・ハル(Charley Hull、イングランド)/エミリー・ペデルセン(Emily Pedersen、デンマーク)組がダニエル・カン(Danielle Kang)/オースティン・アーンスト(Austin Ernst)組を3&2で下すと、さらにカルロタ・シガンダ(Carlota Ciganda、スペイン)/ナナ・コルツ・マドセン(Nanna Koerstz Madsen、デンマーク)組がジェシカ・コルダ(Jessica Korda)/ミーガン・カーン(Megan Khang)組に1アップで勝利した。

 米国選抜はジェニファー・カプチョ(Jennifer Kupcho)/リセット・サラス(Lizette Salas)組がメリッサ・レイド(Melissa Reid、イングランド)/レオナ・マグワイア(Leona Maguire、アイルランド)組に1アップでリードしていたが、最終ホールにレイドがバーディーパットを沈めて引き分けに持ち込み、欧州選抜に貴重な0.5ポイントを加えた。(c)AFP