【9月6日 AFP】(更新)アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)は6日、抵抗勢力が最後の拠点とするパンジシール渓谷(Panjshir Valley)を「完全掌握した」と発表した。

 タリバンの報道担当者ザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)氏は「この勝利をもって、わが国は紛争の泥沼から完全に抜け出した」と述べた。

 一方、反タリバン武装勢力と元アフガニスタン治安部隊で構成する「民族抵抗戦線(NRF)」は、戦闘継続を宣言。パンジシール渓谷各地の「戦略拠点」には現在もNRFの戦闘員がおり、「タリバンと協力者に対する闘争は、正義と自由が勝利するまで継続される」と反論した。(c)AFP