元米軍狙撃手が銃乱射、乳児含む4人殺害 米フロリダ
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【9月6日 AFP】米フロリダ州中部で、米軍の狙撃手だった男が銃を乱射し、乳児と母親を含む4人を殺害する事件が発生した。当局が5日、発表した。
地元保安官によると、ブライアン・ライリー(Bryan Riley)容疑者(33)は同州ポーク郡(Polk County)の住宅街で、男性(40)と女性(33)、被害女性が腕に抱いた生後3か月の息子、この乳児の祖母(62)の4人を射殺し、少女(11)を負傷させた。
ライリー容疑者は犯行時、完全武装しており、激しい銃撃戦の末に警察に投降した。
同容疑者はイラクとアフガニスタンに従軍経験のある元米兵で、警察に自分は「生存主義者」であり、覚せい剤メタンフェタミンを使用していると供述。さらに、「なぜ自分がこんなことをしたのか知っているだろう」と警察に述べたが、詳細は話さなかったという。
ライリー容疑者は銃撃戦で負傷して地元の病院に搬送されたが、そこでも警官を襲おうとしたため鎮静剤を投与され、治療後に留置所に移送された。(c)AFP