良質な輸入を拡大、消費のアップグレードを推進 中国
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【9月6日 People’s Daily】今年に入ってから、中国の消費市場は着実に回復し、その傾向は続いている。上半期の社会消費財小売総額は21兆2000億元(約360兆円)で、前年同期比23%増となり、2年平均4.4%増となった。国内市場の回復は消費財の輸入増加をけん引した。税関データによると、上半期の中国の輸入商品数は16%増加し、バッグ、アクセサリー、時計の輸入額は前年同期比でおよそ倍増した。
オフラインとオンラインが同時に力を発揮し、輸入商品の中国市場への供給ルートは絶え間なく拡大している。現在、中国の越境ECの発展の勢いは強く、輸入消費のオンライン化を推進している。今年上半期の中国の越境ECによる輸入額は2831億元(約4兆8100億円)に達し、前年同期比で4.6%増となった。
品質を重視することは輸入消費の重要な特徴になっている。化粧品、医薬品・健康食品、母子用品などは現在輸入消費が最も注目されている品目で、輸入消費の品目の種類はさらに豊富になっている。
昨年7月1日の海南省(Hainan)の離島免税新政策の実施から今年6月30日までの間に、税関が管理する離島の免税ショッピングの売上高は468億元(約7950億円)に達し、前年同期比226%増となった。件数は6072万件で、前年同期比211%増となった。ショッピング客の延べ人数は628万人で、前年同期比102%増となった。
第1回中国国際消費財博覧会、第2回中国ー中欧・東欧国家博覧会・国際消費財博覧会と、今年に入ってから、中国は国際的な展示取引プラットフォームを継続的に構築し、国内の国際調達のドッキングを促進し、国内の供給を豊富にしている。11月5日、第4回中国国際輸入博覧会が開幕予定だ。7月27日の時点で、フォーチュン・グローバル500と業界トップ企業284社が出展契約を結んでおり、その数はすでに前回を上回り、契約展示面積は36万平方メートルに達し、すでに50か国以上の出展が確認された。
輸入博はすでに多くの外国商品の中国市場進出へのファストパスとなっている。第3回輸入博以来、上海市は累計56の輸入博「6日+365日」取引サービスプラットフォームを構築し、導入した輸入博の展示品は18万種近くに達し、展示業者は計1390社に及び、累計輸入商品は1464億7000万元(約2兆4800億円)に達した。
プラットフォームの構築に加え、関連政策も引き続き功を奏して、全般かつ多次元の輸入貿易の健全な発展を促進し、良質な消費財の輸入を増加させている。
近年、中国は幾度も輸入関税率を自主的に引き下げ、特に庶民生活に需要があり、国内供給に限界がある消費財の関税率を引き下げている。現在、中国関税の全体的水準は2017年の9.8%から7.5%以下に低下している。
消費のアップグレード傾向に順応し、越境EC小売輸入商品リストは引き続き最適化されている。商務部の任鴻斌(Ren Hongbin)部長補佐は次のように述べた。中国の越境EC小売輸入はポジティブリスト管理を実施しており、財政部は関連部門と2度にわたり、リストを調整し、現在リスト内の商品税目は1400を超えている。次のステップでは、リストをさらに最適化し、国内消費のニーズをさらに満たしていくことを検討しているという。(c)People’s Daily/AFPBB News