【9月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は456万565人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2027万8710人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 2日には世界全体で新たに1万417人の死亡と62万5313人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2914人。次いでロシア(793人)、ブラジル(692人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに64万8121人が死亡、3990万6862人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万3362人、感染者数は2087万7864人。以降はインド(死者44万533人、感染者3298万8673人)、メキシコ(死者26万2868人、感染者342万880人)、ペルー(死者19万8447人、感染者215万4132人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの602人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(301人)、北マケドニア(290人)、チェコ(284人)、モンテネグロ(279人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が144万8903人(感染4354万5672人)、欧州が125万8810人(感染6386万2042人)、アジアが79万1698人(感染5092万192人)、米国・カナダが67万5120人(感染4142万51人)、アフリカが19万8915人(感染790万3091人)、中東が18万5356人(感染1249万8759人)、オセアニアが1763人(感染12万8909人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP