【9月4日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)は3日、オールスター選出7回を誇る元スター選手で、心臓疾患を理由に5か月前に現役を引退していたラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)と再契約したと発表した。

 現在36歳のオルドリッジは、4月に自身のツイッター(Twitter)アカウントで15年間のキャリアに幕を閉じると表明した際、試合で何度か不整脈を感じたと説明し、その中には「今でも最も恐ろしい経験の一つ」になっているものがあるとつづっていた。

 2006年のNBAドラフトで全体2位指名を受けたオルドリッジは、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)やサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)でプレーした後、今年3月にネッツと契約してキャリアでは1試合平均19.4得点、8.2リバウンドの成績をマークした。

 昨季はネッツで5試合に出場し、フィールドゴール(FG)成功率52.1パーセントを記録したほか、1試合平均12.8得点、4.8リバウンド、2.6アシスト、2.2ブロックを挙げた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNは、オルドリッジが第三者およびネッツのチームドクターなど複数の医師から問題なしと診断され、キャリアを再開することになったと伝えた。(c)AFP