【9月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は453万9397人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億1896万6150人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 2日には世界全体で新たに1万625人の死亡と65万3399人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1549人。次いでメキシコ(993人)、ロシア(799人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに64万3669人が死亡、3954万9299人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万1914人、感染者数は2083万495人。以降はインド(死者43万9895人、感染者3290万3289人)、メキシコ(死者26万1496人、感染者338万7885人)、ペルー(死者19万8364人、感染者215万2118人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの602人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(300人)、北マケドニア(287人)、チェコ(284人)、モンテネグロ(276人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が144万4902人(感染4341万5848人)、欧州が125万5063人(感染6355万5958人)、アジアが78万5922人(感染5058万5531人)、米国・カナダが67万648人(感染4105万3945人)、アフリカが19万7742人(感染785万1924人)、中東が18万3378人(感染1237万7934人)、オセアニアが1742人(感染12万5019人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP