【9月2日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP)、MotoGPクラスに参戦するモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)との契約を解消し、来季からアプリリア(Aprilia)に加入することが決まっていたマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が、12日に行われる今季第13戦アラゴンGPでアプリリアからデビューを果たすことになった。

 ヤマハは6月、ビニャーレスの希望により、同選手が2022年までの2年契約を途中で切り上げて今季限りでチームを離れると発表。さらに8月の第10戦スティリアGPでは、ビニャーレスがバイクにダメージを与えようとしたとして、出場停止処分を科した。

 その後、来季からアプリリアに加入することが決定したビニャーレスは先日、チームともめる状況が続く中でヤマハとの契約が解消になっていた。

 今季の残り、ビニャーレスはアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)と共にアプリリアで出場することになった。ロレンツォ・サバドーリ(Lorenzo Savadori、イタリア)はワイルドカードとして参戦するが、来季はテストライダーに戻るという。(c)AFP