【9月2日 CGTN Japanese】ユニバーサル北京リゾート(UBR)は8月30日、9月20日にグランドオープンすると発表しました。同リゾートは、北京市政府と米国のユニバーサル・スタジオ・グループが20年にわたって準備・工事を進めてきたもので、今年正式に完成し開園します。園内には七つのテーマエリアがあり、乗るタイプのアトラクション37カ所と、ランドマークとなる観光スポットが含まれ、24種類の公演を鑑賞できます。

 UBRは世界で5番目、アジアで3番目のユニバーサル・スタジオで、敷地面積が世界最大規模となります。

 ハリウッドの最も注目される文化的なランドマークとして、ユニバーサル・スタジオ内のジュラシック・ワールド・イスラ・ヌブル、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター、カンフー・パンダ・ランド・オブ・オーサムネス、トランスフォーマー・メトロベースなどの観光スポットは、全世界の映画ファンが映画の撮影過程、舞台裏の制作、有名映画のシーンを体験する楽園です。

 UBRはユニバーサル・オーランド・リゾートのモデルを参考にした上で、科学技術の応用、クラシカルなアイデア、地元の文化要素の融合、運営管理などの面から革新を行い、毎年約1100万人以上の入場者を受け入れる見込みです。

 報道によりますと、UBRが8月30日午後、オープン日を公式に発表した後、観光データを取り扱うネット上のプラットフォームでは、UBRのアクセス数は830%上昇し、周辺のホテルも先週の同期に比べてアクセス数が320%ぐらい増加しており、北京行きの航空券の検索数は先週同期に比べて37%増えたことが明らかになりました。

 アナリストは、「UBRのオープンによって、コロナ禍の影響を受けて落ち込んでいた観光市場の回復が強く促されるだろう。北京および中国北部全体の観光市場に対して、強いけん引の効果が望まれる」と指摘しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News