【9月1日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は1日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が8月31日、新たに19人確認されたと発表した。いずれも「輸入症例」で、内訳は広東省6人、雲南省4人、上海市3人、天津市2人、北京市1人、浙江省1人、福建省1人、広西チワン族自治区1人となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は2人(上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は95人で、経過観察が解除された濃厚接触者は2514人だった。

 1日午前0時時点の中国本土の感染者数は1022人で、うち重症者が3人となっている。

 輸入症例患者は現在623人で、うち重症者が2人。感染の疑いがある患者は3人。輸入症例の累計感染者数は8340人で、うち7717人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

 8月31日に新たに確認された無症状感染者は13人で、全て輸入症例だった。同日に確定診断された感染者は1人(輸入症例)、経過観察が解除されたのは19人(うち輸入症例15人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は436人(うち輸入症例380人)となっている。

 1日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万4898人で、退院者は8万9240人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計116万3705人で、現在も2万123人が経過観察を受けている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計2万8170人で、内訳は香港特別行政区が1万2112人(退院1万1791人、死者212人)、マカオ特別行政区が63人(退院60人)、台湾地区が1万5995人(退院1万3676人、死者835人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News