【8月31日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は31日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が30日、新たに37人確認されたと発表した。いずれも「輸入症例」で、内訳は雲南省22人、上海市4人、広東省4人、福建省2人、四川省2人、北京市1人、天津市1人、山東省1人となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は114人で、経過観察が解除された濃厚接触者は1552人だった。

 31日午前0時時点の中国本土の感染者数は1098人で、うち重症者が6人となっている。

 輸入症例患者は現在633人で、うち重症者が5人。感染の疑いがある患者は1人。輸入症例の累計感染者数は8321人で、うち7688人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

 30日に新たに確認された無症状感染者は14人で、内訳は本土症例1人(雲南省)と輸入症例13人だった。同日に確定診断された感染者は4人(全て輸入症例)、経過観察が解除されたのは10人(うち輸入症例7人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は443人(うち輸入症例383人)となっている。

 31日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万4879人で、退院者は8万9145人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計116万2974人で、現在も2万1906人が経過観察を受けている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計2万8164人で、内訳は香港特別行政区が1万2110人(退院1万1786人、死者212人)、マカオ特別行政区が63人(退院60人)、台湾地区が1万5991人(退院1万3673人、死者834人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News