【8月30日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は30日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が29日、新たに23人確認されたと発表した。いずれも「輸入症例」で、内訳は広東省9人、上海市5人、雲南省3人、天津市2人、山西省1人、浙江省1人、福建省1人、山東省1人となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は4人(全て輸入症例で、上海市3人、北京市1人)増えた。新たな退院者は107人で、経過観察が解除された濃厚接触者は2446人だった。

 30日午前0時時点の中国本土の感染者数は1175人で、うち重症者が7人となっている。

 輸入症例患者は現在624人で、うち重症者が6人。感染の疑いがある患者は4人。輸入症例の累計感染者数は8284人で、うち7660人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

 29日に新たに確認された無症状感染者は24人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された感染者は4人(全て輸入症例)、経過観察が解除されたのは23人(うち輸入症例13人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は443人(うち輸入症例381人)となっている。

 30日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万4842人で、退院者は8万9031人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計116万2043人で、現在も2万2529人が経過観察を受けている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計2万8153人で、内訳は香港特別行政区が1万2107人(退院1万1783人、死者212人)、マカオ特別行政区が63人(退院60人)、台湾地区が1万5983人(退院1万3673人<訂正値>、死者834人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News